大阪旅行

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ホームページ更新のお知らせ

水曜日, 2月 26th, 2020

透析旅行のご案内に新しい商品を追加しました。国内旅行商品も追加にてご案内しています。よろしければご覧下さい。

ウェブサイト不具合のお詫び

月曜日, 2月 17th, 2020

ウェブサイトの更新時エラーに伴い、一時的に弊社ホームページに不具合が発生しておりました。

ご利用いただいたお客様には大変ご不便およびご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

 

発生日時:2020年2月14日(金)20:05頃~2020年2月17日(月)8:55

 

今後、関係者への管理指導も徹底し、引き続きご旅行に関する有効な情報のご提供ができるよう更新を進めてまいります。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

新年明けましておめでとうございます

月曜日, 1月 6th, 2020

皆様、旧年中は弊社をお引き立て賜り、心より御礼申し上げます。

 

2020年も、本日より通常通り営業をさせていただいておりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

年末年始休業のお知らせ

木曜日, 12月 26th, 2019

師走の候、皆様方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

弊社の年末・年始の休業日について、下記の通り御案内申し上げます。

どうぞ来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

年末営業:2019年12月27日(金) 午後5時まで

年末・年始休業:2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)

年始営業:2020年1月6日(月) 午前9時より

 

また、『新年お年玉特別企画』もご用意しております。どうぞお楽しみに。

それでは皆様、よいお年をお迎え下さいませ。

透析ツアーレポート パリ&モン・サン・ミシェル7日間

水曜日, 12月 25th, 2019

石垣島ツアーから帰って中一日。今度はフランスへ出発です。

 

11月中旬のフランスは、そろそろ冬の到来を思わせるような気候だそうなので、季節はまた夏から冬へと変わります。

 

私事ではありますが、仕事柄、1週間の内に気温が上下で40℃も違う事もあり、特に日本の冬の時期には体調管理が必須です。また我が家では私の服に関しては「衣替え」は行われないことになっています。

 

 


 

11月14日(木)

 

さて、それはさておき、関西空港からエールフランスの直行便を利用してパリへ向けて出発です。

 

出発時に、機材の不具合が見つかり、約50分ほど遅延してしまいましたが、なんとか無事出発することができました。

 

パリの気候は珍しく天気予報通りの小雨模様でした。明日からの天気回復に期待です。

 

 

 


 

11月15日(金)

 

昨夜の雨もなんとか上がり、曇り空ではありますが観光には差し障りはなさそうです。

 

この日は夕刻からの透析までは自由行動です。

 

皆様思い思いのオプショナルツアーを利用して、パリの町やベルサイユ宮殿への観光などを楽しまれていました。

 

私は、ホテルの近くの大型スーパーマーケットモノプリ(Monoprix)で買い物をしたり、近くを散策したりで、夜の透析のお手伝いに備えました。

 

あまりお天気のよくないパリは、モノクロ写真の方が絵になるようにも思います。

 

ホテルはエッフェル塔の近くなので、少し歩くとエッフェル塔を望むことができます。

 

気温は同時期の東京と同じ程度でしょうか。

 

 

 

 

今日はパリでの1回目の透析です。

 

パリ市内の大きな病院の中の透析室は広くて、機械もフレゼニウス社製の新しいタイプを使っていました。

 

 

 

 

ところで人数にもよるのですが、ホテルから透析病院への行き帰りは、利用が難しい国や地域を除いては、タクシーを利用することが多いのですが、病院からホテルへの帰り道などは、時間も遅かったり、特に金曜日の夜などは、電話で呼んでもらってもなかなか来てくれない事が多いのです。

 

そんな不便さもあって、今回は配車サービス『Uber(ウーバー)』を使ってみました。

 

はっきり言ってこれ、いいですね。

 

予約した時間通りに立派なメルセデス(ベンツ)で迎えに来てくれて、対応も丁寧で料金もタクシーよりも安かったです。ちなみに往路はホテルの前で客待ちをしていたタクシーを使ったのですが、道を間違えられて余計な時間と料金がっかってしまいました。

 

 


 

11月16日(土)

 

今日から1泊でモン・サン・ミシェルへ出発です。

 

ミニバスで片道約6時間、ノルマンディ地方の西の端、ブルターニュ地方との境界に近いサン・マロ湾に浮かぶ島を目指して走ります。

 

パリから日帰りのツアーも出てはいるのですが、せっかくモン・サン・ミシェルに行くのに、往復12時間をバスの車内で過ごして、現地滞在は2~3時間なんて、あまりに悲しすぎるでしょう。

 

だから絶対に現地での1泊をお薦めします。

 

そうしていよいよモン・サン・ミシェルに到着です。

 

一旦ホテルに立ち寄り、ホテルの前の停留所から出ているシャトルバスで橋を渡って島へと向かいます。

 

もちろん歩いて行くことも可能ですが、結構な距離があります。

 

ここは世界中の観光客が集まるため、バスは通勤ラッシュ並みの混雑でしたが、乗車時間約6~7分程度でいよいよ島に到着です。

 

 

冬に入っているため、島内は思っていたよりもはるかに空いていました。

 

 

まずは腹ごしらえ。レストランで名物のオムレツをお召し上がりいただきました。

 

 

まあ、正直なところ名物ではあるのですが、泡立てた卵をオムレツにしたもので、殊更に「美味い!」と言うほどのものではありません。

 

しかし、やはり名物ですからね。とりあえずはお試しいただければと…それと、これはあくまで前菜です。この後しっかりとしたメインをお楽しみいただきました。

 

食後は現地のガイドさんと合流し、島内の観光、主に修道院の見学をお楽しみいただきました。

 

この島の頂上にある修道院までは徒歩の他に移動手段がないので、がんばって登っていただかなくてはならないのですが、休み休みではありながら落伍者もなく無事入場することができました。

 

ここでは現在も数名の修道士と修道女が暮らされているそうですが、滅多に姿を見ることはありません。

 

修道院内についての説明や写真はここでは省きます。是非いつかご自身で訪れて、時代とともに修道院の他、要塞や牢獄としても使われた世界遺産の建造物をご覧下さい。

 

 

修道院内部の観光が終わったら、島内を散策しながらお買い物などをお楽しみいただきました。

 

そして再びシャトルバスで島外のホテルに戻り、チェックインしました。

 

この季節は少し寒いのですが、夏場と違って日暮れが早いので、モン・サン・ミシェルの夜景を楽しめる時間帯も早くやってくるのが長所です。

 

何しろ夏場のシーズンだと、日の暮れるのが午後11時を過ぎたりするので、かなりがんばって夜更かしをしないと、夜のライトアップを楽しむことができないのです。

 

夕暮れ時にホテルの近くを散策すると、ヤドリギを付けた並木が目につきました。こちらではクリスマスの飾り付けにも使われるヤドリギですが、鳥の巣にも見え、ちょっと変わった景色でした。ヤドリギは見かけの美しさとは違って、「寄生木」とも書かれ、他の樹木に寄生する植物で、これに取り付かれると、その木の寿命は長くないとされています。

 

 

 

 


 

11月17日(日)

 

今日はモン・サン・ミシェルを出発、ロワール地方で古城巡りをした後、パリへと戻ります。

 

まずはロワールの中心都市トゥールでロワールの地方料理の美味しい昼食を召し上がっていただきした。

 

 

お食事の後は、いよいよ古城巡りです。

 

まずは代々女性の君主によって受け継がれてきた、シュノンソー城へ。優雅な外観と内装が見どころです。

 

 

 

このお城では堀にかかった外観の他、内部の装飾、礼拝堂、絵画、舞踏会用のホール、台所などを見学していただきました。

 

見学後は、もう一つのお城、シャンボール城へと向かいます。

 

ここはレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したと言われているお城です。

 

 

残念ながら時間の関係上、内部の見学はできませんでしたが、壮大な外観をお楽しみいただきました。

 

さて、お城の見学後は一路パリへ。

 

実はフランスではバスドライバーの勤務時間の上限が厳しく制限されており、その時間内にパリに帰り着かないと、その場でバスを降ろされ、取り残されてしまうことも、冗談ではなく実際にあるのです。

 

そして今日は日曜日。夏のシーズンでは週末を郊外で過ごしたパリっ子達が、一斉に自宅に戻る時間帯に大渋滞が発生し、今までに苦い経験をしたことも何度かあるので、顔には出さずにいたのですが、実はかなり心配していました。

 

ところが、夏の行楽シーズンと違って、この季節だと郊外に遊びに出かける人もそれほどではなく、渋滞もあまり発生せずに、順調にホテルに戻る事ができました。

 

 


 

11月18日(月)

 

今日はパリでの2度目の透析の日です。

 

それまでは自由行動です。

 

この日も皆様、オプショナルツアーに参加して、パリ市内の観光を楽しまれました。

 

私はオプショナルツアーにご参加の皆様をお見送りした後はフリーとなったので、パリの町をうろついてみました。

 

まずは火災事故以降、気になっていたノートルダム寺院を訪れてみました。

 

当然のことながら内部に入ることはできず、正面の鐘楼は健在でしたが、後ろの教会部分の損害が激しく、復旧作業が進められていました。

 

 

その後、近くの最高裁判所の敷地内にある『サント・チャペル』へ行ってみました。

 

 

ここの見どころは、なんと言っても内部のステンドグラスです。これは圧巻です。

 

 

さて、もう少し時間があるので、メトロ(地下鉄)に乗ってオペラ座へ向かいましょう。

 

 

オペラ座には恥ずかしながら内部に入ったことがなかったので、この機会に入場見学をしました。

 

内部の装飾は見事の一言です。

 

ベルサイユ宮殿も素晴らしいのですが、勝るとも劣らずの美しさに目を奪われました。

 

 

そうこうしている内に、雨も降り出したので、ホテルに戻り、夕方からの透析のお手伝いに備えることにしました。

 

夕方からはパリで最後の透析となりましたが、皆様順調に終わられ、ホテルに戻りました。

 

もちろん今回もUberを利用してスムーズにホテルに戻る事ができました。

 

 


 

11月19日(火)

 

いよいよパリ滞在も最終日です。

 

朝食を済ませて、少しゆっくりした後、空港へ向かいます。

 

空港でのチェックインも順調に済み、成田空港行きと関西空港行きに分かれて、帰国の途へつきました。

 

 

実はこの後、またしても大阪行きの機材にトラブルが発生し、かなりの遅れが発生しました。

 

何でも水回りの設備に不具合が発生したとかで、その間トイレの使用も禁止されたまま約1時間が経ちました。

 

「使えない」と言われると行きたくなるのがトイレです。

 

「トイレに行きたい」と客室乗務員に申し出ると、同じような人たちが数人集められて、機外のトイレに誘導されました。

 

なんだかちょっとした「トイレツアー」という感じで、ちょっとおもしろい体験でした。

 

トイレを澄ませて戻ったら、次のトイレツアーグループが待っているのにも笑わせられました。

 

 

そんなわけで、かなり遅れて出発したのですが、上空の偏西風がかなり強く吹いていたようで、追い風に乗って、関西空港に到着した時にはかなり時間を取り戻していました。

 

 


 

パリのハイシーズンは5月、9月頃です(6月はバカンスでお店が閉まったり、7~8月は暑かったりします)。

 

しかし、これらの時季は、上でも書いているように、観光値は混雑し、郊外へでも出ようものなら、渋滞で時間の読めないこともしばしばです。

 

今回、晩秋のパリを訪れてみて感じたのは、気候的には同時期の日本とほとんど変わらないので、服装も日本で着ているものをそのまま着てくればよく、観光値も比較的空いているので、かえってお薦めかも知れないという事でした。

 

また、パリはオプショナルツアーに参加するのももちろん良いのですが、美術館や百貨店、その他あまり有名ではないけれど素晴らしいステンドグラスや装飾の施された教会など、見どころは数限りなく、何度訪れても楽しめる町です。

 

透析施設も安心してご利用いただける病院と長くお付き合いしています。

 

来年の3月には、それぞれの楽しみ方でパリでの滞在をお楽しみいただく、フリープランも企画しましたので、よろしければご検討いただければ幸いに存じます。

 

 

透析ツアーレポート 八重山4島周遊4日間

水曜日, 12月 25th, 2019

国内ツアーレポートが続きますが、今回は石垣島に滞在しながら、西表島、由布島、竹富島の4島を巡るツアーです。

 

実際には最終日のオプショナルツアーに皆様ご参加いただき、小浜島を加えた5島周遊となったのですが…。

 

私個人的には、前の週には青森県にいたのに、今週は南の島にやってきております。

 

東北では薄手のコートを着て丁度良いぐらいだったのが、こちらでは半袖のシャツ一枚で汗ばむような気候で、日本列島の広さを実感させられました。

 

 

 


 

11月9日(土)

 

今回は石垣空港での合流時に、少しハプニングがあったのですが、なんとか無事に合流を果たし、まずは石垣島内の観光です。

 

日本百景の一つにも数えられる川平湾(かびらわん)では、船底がガラス張りになったグラスボートで、数多くのサンゴや魚の泳ぐ姿を楽しんでいただきました。

 

 

観光後はホテルへ。今日から3泊のご宿泊は、石垣港離島ターミナル目の前に建つ『南の美ら花 ホテルミヤヒラ』です。

 

 


 

11月10日(日)

 

今日一日で西表、由布、竹富の3島を巡ります。

 

石垣島からまず向かったのは、西表島です。石垣港の離島ターミナルから西表島の大原港までは高速船で約50分。以前は小型の船だったので揺れも大きく、中には船酔いを訴える方もおられたのですが、今は観光客も増え、双胴の大型船が就航しているおかげで、揺れも少なく随分快適になりました。

 

 

大原港に到着後、すぐに小型の船に乗り換えて、仲間川のクルーズに出発です。

 

仲間川流域に広がるのは、日本最大のマングローブ林で、なんと日本中のマングローブの約4分の1が、この流域に集まっているそうです。

 

マングローブについての詳しい説明は省きますが、実は「マングローブ」とは一つの植物を表す名称ではなく、海水と淡水が混じる、いわゆる汽水域に生息する植物の総称なのです。

 

で、この流域に生息するマングローブは主に「オヒルギ」「メヒルギ」「ヒルギダマシ」「ヒルギモドキ」「マヤプシキ」などがあるそうです。それぞれに生息域や根や幹の形に特徴があります。

 

そんなお話しを船頭兼ガイドさんのお話を聞きながら、クルーズをお楽しみいただきました。

 

仲間川は大変水深の浅い川で、満潮時と干潮時の水位が大きく変わってしまい、この日のクルーズは生憎干潮の時間帯に当たってしまったので、残念ながら途中で引き返すことになりました。

 

船頭さんのお話だと、万一浅瀬に乗り上げてしまった場合は、乗客全員一丸となって、船を降りて押す事になっているそうです。…もちろん冗談ですが。

 

 

クルーズ終了後は、バスに乗り換えて、運転手兼ガイドさんによる特別天然記念物の「イリオモテヤマネコ」をはじめ西表島のあれこれの説明を聞きつつ三原へと向かいます。

 

ここで再びバスを降りて、水牛車に乗り換えて由布島へ。西表島と由布島の間、約400mの浅瀬を水牛車に乗ってのんびりと渡るのです。

 

水牛車の上では、南の島特有ののんびりとした時間が流れ、スタッフさんの弾く三線の音が心地よく響きます。

 

 

 

由布島は島内が植物園になっており、様々な南国の植物が楽しめます。

 

 

昼食を島内のレストランでお取りいただいたのですが、島内には島カフェなどもあり、ここではデザート代わりのジェラートなどもお楽しみいただけます。

 

ちなみに私は『泡盛ジェラート』を試してみました。

 

 

また、水牛たちの休憩場所へ行くと、産まれたばかりの赤ちゃん牛が、お母さんのお乳を吸っている姿を見ることもできました。

 

 

島内での見どころに一つに蝶々園があります。

 

ここでは日本最大級の蝶、オオゴマダラがひらひらと飛び回っています。特に目を引くのは、このオオゴマダラの黄金色の蛹です。

 

 

この色は「警戒色」といわれるもので、毒があることを知らせて、捕食されることを防いでいるとのことです。タイミングよく羽化したての、羽を乾かしている成虫の姿を見ることができました。

 

 

閑話休題。由布島を現地では「ゆぶじま」と呼んでいるのに、私のPCで変換しようとすると「ゆふじま」と入力しなければうまく変換されません。できれば現地の呼称に従ってもらいたいものです。…まあ、いいんですけど。

 

 

由布島の散策後は、再び水牛車とバスを乗り継いで大原港へ。ここから再び高速船で約40分、次の目的地は竹富島です。

 

竹富島は石垣島の沖合約6kmに浮かぶ珊瑚礁の島で、街並み保存地区に指定されているため、昔ながらの沖縄風の赤瓦屋根の建物のみ建築が許されています。

 

竹富港到着後は、星の砂で有名な「カイジ浜」へ。

 

星の砂は、有孔虫と呼ばれる生物の死骸なのですが、皆様、採取のやり方の説明を聞かれて、熱心に集めておられました。

 

 

カイジ浜の後は、竹富島の中心部にある集落で、水牛車に乗って観光をお楽しみいただきました。

 

集落内の道は、住人の方々によって白砂が敷き詰められ、とても美しい街並みが保たれています。

 

決して広くはない集落内の道を、内輪差まで考えて大きな車を引っ張って行く水牛の賢さに、皆さん驚きを隠せないようでした。

 

 

そして、竹富島の観光を終えれば、今日の観光は終了です。

 

高速線で約10分、石垣港に帰り着いて、徒歩でホテルに戻りました。

 

ホテルの近くは三崎町という、石垣島で最も賑やかな地域で、お店もたくさんあります。

 

皆様、それぞれに石垣島の夜を楽しまれていました。

 

 

 


 

11月11日(月)

 

今日は終日自由行動です。

 

近年、石垣島では島内の透析患者の急増に対応が難しくなり、原則的には旅行透析の受入をお断りになっています。

 

しかしながら、私自身が他のどこよりも石垣島が大好きなせいもあり、いくつかの病院に頼み込んで、ご厚意におすがりして、何とか今年も数名の患者さんを特別に受け入れていただく事ができました。

 

本当に毎度無理を聞き入れて下さって、感謝にたえません。

 

ただし、病院も時間帯も分かれてしまったため、終日自由行動として、透析に充てていただく事になったのです。

 

そこで私は、透析病院への受付や、終了後のお手伝いをさせていただく時間以外全くのフリーとなりましたので、レンタカーを借りて島内を回ってまいりました。

 

いえ、決して遊びではなく、後学のため、新たな観光候補地の下見という事なので、どうか誤解されないようにお願いします。

 

とは言いながら、まず向かったのは、絶品のゆし豆腐専門店です。

 

ここは知る人ぞ知る結構な人気店で、これ以上混むのが嫌なので、店名は伏せさせていただきますが、ホテルでの朝食をほぼパスして、お腹を減らせて行ってきました。

 

ホテルのある市内中心部からは車で15分ほどの、結構辺鄙な場所にあるので、ここに行くのには自動車またはバイクが必須です。

 

ゆし豆腐(大)にご飯(ふりかけ付き)、それにできたての豆乳、これでワンコインです。豆腐の香りがとても強く、感動的な美味しさです。

 

 

その後、島を一周して、「エメラルドの海を見る展望台」、「玉取崎展望台」、石垣島最北端の「平久保崎灯台」などの絶景ポイントや、吹通川の「マングローブ群落」などを巡り、最後は最西端の「御神崎」で西表島に沈む夕陽を「下見」してまいりました。

 

また、時間の許す限り、今後のツアーに活かしていけたらと考えています。

 

 

 

 

 

 


 

11月12日(火)

 

いよいよツアーも最終日。

 

今回のツアーでは皆様オプショナルツアーの小浜島観光にご参加いただいたので、私も同行させていただきました。

 

小浜島はNHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』(2001年上半期)の舞台になった島で、かつてはサトウキビ畑が延々と連なっており、その畑の中を一直線に貫く道が「シュガーロード」と呼ばれましたが、現在は牧畜が盛んになってきたため、その大部分が牧草地に変わっています。

 

しかし、南の島らしい風景はそのままで、美しい海と景観を楽しんでいただきました。

 

ちなみに『ちゅらさん』で主演をつとめられた国仲涼子さん、現在は俳優の向井理さんの奥さんです。

 

 

 

小浜島の観光を終えて、石垣島に戻り、昼食の後は少し自由行動を取り、最後のお買い物などを楽しんでいただきました。

 

 

 


 

現在の石垣島ですが、2013年に新しい空港が開港し、大型機の乗り入れが可能になったり、主に台湾、中国方面からのクルーズ船の乗り入れなどで、私が若い頃に魅了された頃から比べると、観光客も激増し、ご多聞に漏れず、外国人観光客の姿も目立つようになり、新しいホテルも次々に建設されており、BIGINさんの歌にあるように「少しずつ変わってゆく、この島を」という雰囲気を感じずにはいられないのですが、それでもまだまだ私にとっては日本一、いや、もしかすると世界で一番好きな場所であることに変わりはありません。

 

是非、来年も、再来年も、皆様にこの南の島の雰囲気を満喫いただけるよう、ツアーを続けて行きたいと改めて感じました。

透析ツアーレポート 秋の三陸と十和田・奥入瀬4日間

火曜日, 12月 24th, 2019

旅行期間:2019年10月27日(日)~10月30日(水)

添乗員:西本 章二

 

紅葉の季節に合わせて、東北を巡るツアーに行ってまいりました。

 

仙台空港で集合後、岩手、秋田、青森を4日間で訪れました。

 

紅葉に限らず桜についても言えることなのですが、盛りであろうと予測される季節に合わせてツアーを企画したにもかかわらずタイミングが合わず、場合によっては申し訳なさで、お客様の顔をまともに見られないなどという事もあるというような難しさを痛感するのが、自然が相手のツアーなのです。

 

しかし、今回のツアーに限って言えば、最高の時季に素晴らしい東北の秋と紅葉をお楽しみいただけたものと思います。

 


 

10月27日(日)

 

まずは仙台空港で各地からのお客様と合流後、東北道から釜石道を経て遠野へ向かいます。

 

 

遠野では『とおの物語の館』を訪れました。

 

ここでは、遠野で語り継がれてきた昔話の世界に触れたり、「遠野物語」の著者・柳田國男が滞在した宿「高善旅館」が再現されていたりとなかなか見応えがあり、もう少し時間をとりたい気もしましたが、休憩をお取りいただいた後、本日の宿泊地の浄土ヶ浜へと向かいました。

 

浄土ヶ浜では、国立公園内の高台に建つ『浄土ヶ浜パークホテル』でおくつろぎいただきました。

 


 

10月27日(日)

 

昨日は日が暮れてからのチェックインだったせいで、ホテルからの景観はわからなかったのですが、今日は朝から快晴のお天気で、高台に建つホテルから浄土ヶ浜の絶景をお楽しみいただくことができました。

 

 

早速、車に乗って浜に降りてみました。

 

つい数日前にこの地を襲った台風の影響で、いくつかの道の通行が制限されていましたが、私たちは運良く浜まで降りて行くことができ、迫力のある景色を楽しむことができました。

 

 

その後、日本三大鍾乳洞の一つとされている龍仙洞へと向かいました。

 

しかし残念ながら、台風による増水で閉洞となっており、その代わりに向かい側の『龍泉新洞科学館』を見学していただきました。

 

「こんな感じです。」と、施設のスタッフさんが、洞内を少し覗かせて下さったのですが、洞内は完全に水没してしまっており、これはこれである意味貴重な景色ではありました。

 

 

龍仙洞を後にして、次に向かうは昼食場所のくずまき高原です。

 

くずまき高原に至る車窓には、美しく色づいた紅葉が眺められ、青空とのコントラストも素晴らしいものでした。

 

 

くずまき高原で昼食をお召し上がりいただいた後は、東北道を経て本日の宿泊地十和田湖温泉へと向かいます。

 

十和田湖が近づくにつれ、紅葉も一層を美しさを増し、しばしば車を停めてもらって、散策を楽しんでいただきました。

 

 

いよいよ十和田湖が近づいてきました。十和田湖を一望できる発荷峠の展望台から見る景色も素晴らしいものでした。

 

 

この時季の十和田湖畔のホテルはどこも満杯で、当ツアーでも宿の確保にかなり苦労をしましたが、湖畔にも近い『とわだこ遊月』でお泊まりいただきました。

 

ホテルのチェックイン後、日暮れまで少し時間があったので、近くの高村光太郎氏作の『乙女の像』まで歩いて行ってみました。

 

途中、秋田県と青森県の県境をまたいだり、十和田湖のパワースポットと言われている十和田神社に、旅の安全を祈願して参拝したりと、短い時間でしたが興味深い散策を楽しみました。

 

 


 

10月29日(月)

 

朝、少し早く目が覚めたので、近くを散歩してみました。

 

朝靄の漂う十和田湖の美しさに、見とれてしまいました。

 

 

まずは、遊覧船に乗って、湖上から十和田湖畔の景色を楽しんでいただきます。

 

 

紅葉は真っ盛りといった感じで、目が離せない景色が続きます。

 

 

船を下りたら、次は奥入瀬渓流です。渓流沿いの道路を下りながら、絶景ポイントで何カ所か車を停めてもらい、散策と紅葉の観賞をお楽しみいただきました。

 

 

奥入瀬渓流からは、八甲田を経て、一路青森へと向かいます。

 

 

ここは蔦温泉というところにある、吉田拓郎さんの名曲『旅の宿』のモデルになった旅館とされているそうで、今でも大人気でなかなか予約が取れないそうです。

 

 

八甲田で昼食をとり、一路青森市へ。

 

紅葉があまりにも素晴らしく、そのまま通り過ぎてしまうのが惜しいので、何度かドライバーさんに無理を言って車を停めてもらい、写真を撮って頂きました。

 

さて、そして青森市内に到着です。ホテルにチェックイン後、透析を受ける皆様を病院へご案内させていただきました。

 

今日は午後から自由行動です。夕食も透析後の体調などに合わせて、各自にてお取りいただきましたが、私はせっかくなので地元の居酒屋さんにでもと思い、町をうろついていたところ、ふと目に入ったお店がなんだか良い雰囲気を出しているので、思わず飛び込んでしまいました。

 

お店は結構混み合っていましたが、カウンターに空いている席を見つけることができました。

 

結果は大当たりで、青森の銘酒「田酒」と、青森県人のソウルフードとも言われている「貝焼味噌」を美味しくいただきました。

 

 


 

10月30日(火)

 

ツアーもいよいよ最終日です。

 

この日、まず向かったのは太宰治の生誕地、金木町です。

 

ここでは太宰治記念館『斜陽館』の見学と、津軽三味線会館での三味線ライブをお楽しみいただきました。

 

 

その後、青森市内に戻り、ねぶたミュージアム『ワ・ラッセ』で、ねぶた祭に使われる迫力のあるねぶたの数々を見学していただきました。

 

 

そして最後の訪問地、三内丸山遺跡へ。

 

ボランティアガイドさんの案内を聞きながら、縄文人達の生活に思いを馳せることができました。

 

 

 

そして青森空港から、各地へとお帰りいただきました。

 


 

今回のツアーは、4日間で集合地の宮城県も入れると、4県を巡る盛りだくさんの内容でしたが、天候にも恵まれ、美しい紅葉を心ゆくまでお楽しみいただき、皆様にお喜びいただけたのでしたら幸いです。

透析旅行にツアーを追加しました

火曜日, 12月 24th, 2019

弊社企画・実施の透析旅行「ハートフルツアー」をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。

この度、2月と3月のツアーを追加設定いたしましたので、よろしければ以下のリンクよりお立ち寄り下さい。

 

2020年2月25日(火)~3月1日(日) ホノルルフリー6日間

 

2020年3月7日(土)~3月11日(水) ハノイ&ハロン湾&ホーチミン5日間

 

2020年3月12日(木)~3月18日(水) パリフリープラン7日間

 

尚、弊社企画の透析旅行「ハートフルツアー」のご旅行代金には、燃油サーチャージ及び航空保険料、並びに海外の空港使用税及び国内空港の空港施設使用料・国際観光旅客税がすべて含まれています。今後、燃油サーチャージに増減があった場合でも、旅行代金に変更はございません。

 

 

 

 

 

 

 

透析ツアーレポート メキシコシティ7日間 その④

金曜日, 12月 6th, 2019

今日はいよいよメキシコ滞在最終日です。

 

まずはメキシコシティ近郊のソチミルコへ。

車で約30分、やってきたのは水郷の町です。

かつてはアステカ民族の湖上都市だった頃の名残を現在にとどめており、メキシコシティの歴史中心地区とともに1987年に世界文化遺産に登録されています。

ソチミルコの名物はなんといってもカラフルな装飾が施された小舟『トラヒネラ』での水路巡りです。

原色で彩られ、「ミネルヴァ」「グロリア」「ジャスミン」「カテリーナ」など、女性の名がつけられた手こぎのトラヒネラで、迷路のような水郷をのんびりと巡って行きます。

途中、マリアッチの楽団を乗せたトラヒネラと何度かすれ違いました。

地元の人たちは、休日に家族や親戚が集まって、マリアッチ船で奏でられる音楽を聴きながら、トラヒネラの上で食事を楽しむそうです。

 

 

ソチミルコの観光を終えて、メキシコシティに戻り、メキシコでの最後の昼食です。

メキシコを代表する料理、『タコス』を召し上がっていただきました。右は前菜のアステカスープです。

 

 

午後の観光は、まずメキシコ国立自治大学(UNAM)を訪れました。

この大学は『大学都市』と呼ばれ、ラテンアメリカ最大の規模を誇るほど広大な敷地なのですが、ここでの見どころは、カラフルな壁画が施された中央図書館です。

この壁画は建物の4面すべてに描かれており、研究・学生生活の思い出、スペイン植民地時代の出来事、アステカ文明、スペイン植民地時代、太陽と月・宇宙・科学・政治、現代メキシコと将来などが表されています。

壁画はペンキで描かれているのでは無く、モザイクで描かれており、しかも驚く事にすべて天然の石の持つ色を利用しているという事です。

この中央図書館は世界遺産に指定されているのですが、大学のキャンパスという事もあり、学生や職員でなくても自由に出入りができます。

もちろん入場料もかかりません。(図書館での本の借り出しには学生証が必要です。)

 

 

メキシコ国立自治大学の後は、メキシコ最後の訪問地、メキシコ国立人類学博物館の見学です。

ここには、アステカやマヤ、テオティワカン、オルメカなど『古代メソアメリカ文明』と呼ばれる古代文明の考古学的に非常に重要な発掘物や遺跡の一部、重要な文化財が展示されています。

メキシコシティを訪れるのなら必見の博物館です。

たとえばオルメカの巨石人頭像(写真上左)、太陽の石とも呼ばれるアステカのカレンダー(写真上中)、マヤ文明の神殿(写真上右)、マヤ文明のヒスイの面と装飾品(写真下左)、オアハカの翡翠細工『コウモリの神の仮面』(写真下中)、ワステカ文化のトラロック像(写真下右)など、興味のある人には垂涎ものの、興味の無い人も思わず引き込まれるような様々な品々が、文明や時代ごとにきちんと分けられて展示されており、大変見応えがありました。

 

 

 

 

国立人類学博物館の見学を終えて、そろそろメキシコにお別れの時間が近づいてきました。

メキシコでの最後の夕食は、メキシコシティ随一の高層ビル「ラテンアメリカ・タワー」最上階にあるレストラン『MIRALTO』で召し上がっていただきます。

タワーの近くで車を降り、歩いて向かう途中、「青いタイルの家」と呼ばれる『カーサ・アズレージョ』に立ち寄ってみました。

カーサ・アズレージョは、伊達政宗に遣欧使節として派遣された、支倉常長がこの地を訪れた際に宿泊したとされています。

現在は宿泊施設ではなく、薬局、本屋、そして雰囲気のあるレストランが入る商業施設として利用されています。

 

 

そしていよいよラテンアメリカ・タワーに到着。レストラン専用エレベーターで最上階の41階へ上がると、メキシコシティ全体が一望できる絶景が広がります。

ここで景色とお食事をお楽しみいただき、メキシコシティ国際空港へと向かいました。

 

 

最後になりましたが、メキシコシティはとかく治安の悪さが取りざたされて、旅行に二の足を踏む方も多いと思います。

しかし、観光客が行ってはいけない場所へ行くとか、夜に一人で外出するなどの、その国では非常識とされる行動をしたりせず、観光客として払わなければならない最低限の注意力を払っている限り、決して危険な国、地域であるとは感じませんでした。

また、透析病院の対応も素晴らしく、ご参加いただいた皆様にもお元気にご帰国いただいたことを申し添えておきたいと思います。。

透析ツアーレポート メキシコシティ7日間 その③

木曜日, 12月 5th, 2019

旅行期間:2019年10月1日(火)~10月7日(月)

添乗員:西本 章二

 

ツアー4日目は、現地で2回目の透析を受けて頂き、終了後はホテルに戻って少し休憩をお取り頂いた後、メキシコシティ中心部の観光にご案内しました。

透析後の観光という事で、患者様の体調も少し心配だったのですが、皆様お元気で安心しました。

 

まずはメキシコシティの中心地、ソカロ広場へ向かいました。

ソカロ広場は、メキシコの町にならどこにでもある「中央広場」という意味ですが、首都メキシコシティのそれは、国内最大の規模で、世界文化遺産にも登録されています。

広場の周囲をメトロポリタン大聖堂や国立宮殿が取り囲み、メキシコの政治・宗教の中心地となっています。

 

 

この広場も、周囲の建物も、実はアステカ帝国が滅ぼされた後、征服者であるスペイン人によってアステカの都の上に建設されたもので、広場の近くにある「テンプロ・マヨール遺跡」で、現在のメ

キシコシティの地下に眠る、アステカ文明の頃の神殿跡が見学できます。

 

 

ソカロ広場を離れて向かったのは、グアダルーペ寺院です。

ここはローマ・カトリック教徒にとっては非常に大切な巡礼の地で、フランスのルルドの泉、ポルトガルのファティマの予言と並んで、聖母出現の地として『世界三大奇跡』の一つとされています。

モダンな建築の新聖堂には1531年に出現したとされる聖母マリアの像が飾られています。

立ち止まると渋滞してしまうので、このマリア像はベルトコンベアに乗って見るようになっていました。

 

       

 

旧聖堂は美しい建築様式とともに、地盤沈下によって傾いている建物も見どころの一つとなっています。

 

 

メキシコは食文化も豊かで、美味しい食べ物もたくさんありますが、この日の夕食は、そろそろ恋しくなってきた日本食を、ホテル近くの老舗日本料理店『MIKADO』で召し上がって頂きました。

 

《その④へつづく》