旅行期間:2019年10月1日(火)~10月7日(月)
添乗員:西本 章二
成田空港から全日空の直行便でメキシコシティまで約12時間半。
長いフライトですが、親切で丁寧な乗務員さん、豊富な機内エンターテインメント、美味しい機内食、そして洗浄便座付きの機内トイレなど、行き届いたサービスのおかげで、快適な空の旅を楽しんでいただきました。
メキシコシティは海抜2100メートルの高地にあるため、空気の薄さを心配する方もおられると思います。
今回のツアーでも、到着直後には長いフライトの疲れもあり、少し体の重さを感じられる方もおられましたが、その後の日程では不調を訴えられる方もおられませんでした。
この日は空港からホテルに直行しました。今回のホテルは市内中心部にある『シェラトン・マリア・イザベル』で4連泊です。
そしてメキシコ2日目は、メキシコシティから北東に約50km離れたテオティワカン遺跡へ。
ホテルを出発して約1時間ほどで到着です。
メキシコシティ市内の渋滞は厄介ですが、通勤ラッシュとは逆方向と言うこともあり、比較的スムーズに車を進めることができました。
テオティワカンの遺跡では、ケツァル・パパトルの宮殿、ジャガーの宮殿などで鮮やかな色彩の壁画などを見学しながら進むと、月の広場へと出ます。
ここからは月のピラミッドの壮大な姿が正面に望めます。
高さ42メートルのこのピラミッドには、中腹まで登ることができます。
しかし、階段の段差も大きく、傾斜も急なので、注意と体力が必要なのですが、今回のお客様は元気に全員が登られました。
階段の上からは死者の道や、太陽のピラミッドなどが一望できます。
太陽のピラミッドの傾斜と、奥の山の稜線がぴったいと一致しているのがおわかり頂けると思いますが、これはピラミッドが聖なる山のミニチュアであったからだと考えられているそうです。
月のピラミッドの階段を恐る恐る降りて、死者の道を歩き、太陽のピラミッドへ。
このピラミッドは、テオティワカンでは最も高く65メートルあります。
頂上まで登ることができるのですが、ツアーでは体力と時間の関係で、基盤までのみ上がって頂きました。
遺跡のあちらこちらで見かけられたトカゲも、メキシコっぽくて少しカラフルでした。
この後、メキシコシティに戻り、透析を受けていただきました。
この病院は市内最大の私立総合病院で、透析室は清潔で、機械もフレゼニウス社製の新しいもので、非常に快適な透析だったと、皆様にお喜びいただきました。
《その②へつづく》